ビジネスマンは考えを改めてもいいのでは。情報や書類は整理不要。

情報整理は仕事の10分の1だった時代

平均的なサラリーマンが必要な書類を探す、モノを探す時間は年間120時間と言われていました。だから情報を整理して、それを削減することができるサラリーマンへの道だと多くの本は解いています。


あの名著である「7つの習慣―成功には原則があった!」や「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」、そして「なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 (PHP文庫)」にも詳しく書かれています。

IBMのノーツで感じたストレス

実はお客さま先に常駐するようになり、IBMのNotes(ノーツ)を使うようになりました。そこで感じたのは、


このソフトウエアを使っていたら、とんでもなく時間がムダになる


という感情です。

おそらく今どき多くの人はマイクロソフトOutlookを使っているのではないでしょうか。ノーツは検索機能が超イマイチなのです。たぶん90年代から根本的な進化がまったくないのでしょう。


目的のメールがまったく見つけられないのが、いかに仕事に悪影響をおぼよすか初めて体験しました。

そして感じたGoogleやそれに続くマイクロソフトのすごさ

ぼくたちは情報は整理しなくても検索して見つける時代に完全に突入しています。IBMのノーツではきれいにフォルダ分けしないと(しても)メール検索で死んでしまいますが、GmailOutlookでは基本的にほしいものは検索で見つけることができます。


整理はテクノロジーによって完全にかわったと感じます。


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10年前のビジネス書は今でも完全に役立ちます。でも情報の収集と整理は根本的に変わりました。この分野だけは別の良書を読んだ方がいいと感じています。