クラウドでモノを減らしてスーツケース1個に!?
TechCrunchに投稿されていた記事「私がクラウド依存を考え直す理由」は、データをクラウドに預けることに対する再考だけど、私は記事の趣旨より、記事の冒頭が気になった。
物事をクラウドに保存することに関して、私は常に強力な擁護派である。メールやファイルばかりでなく、私の生活全体。以前にも書いたが、私はホテルに永住しており、私の全生活は機内持ち込みバッグに納まる。これはつまり、私が「所有」あるいは少なくとも使用するものの大部分が、バーチャル空間にあることを意味している。
ロンドンとニューヨークとサンフランシスコでは[カーシェアリングの]Zipcarに乗っている。テレビはHulu(英国ではiPlayer) 、映画はNetflix(英国ではLOVEFiLM)で見る。私の聞く音楽はPandoraかLast.fmか・・・そう、Spotifyにある。
個人情報も、大部分がクラウド上にある。銀行はオンライン、税金は電子納税で、郵便で送る必要のあるものはすべてロンドンのメンバーズクラブにあるバーチャル住所を使う。メール、音声通話、SMSにはGoogle Voiceを使い、世界中どこにいても、その時使っているSIMカード宛に転送される。
テレビも、DVDも、家も、車も、固定電話も持たない生活。それでも生活できるのだ。
最近、私もモノを減らす生活をはじめたけど、ここまで究極なことができるんだと驚かされた。
- モノはその購入でお金を減らす
- モノはその維持/メンテナンスで時間を減らす
- モノはその空間占有のおかげでお金と心のゆとりを減らす
モノを所有しない生活を目指している私はとても参考になる記事です。私のモノ減らしもまだまだだと感じた。
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