おかあさん☆おとうさんのための行動科学 読了
石井淳氏の「おかあさん☆おとうさんのための行動科学」を読了。100ページ強の薄い本だけど、同氏の「続ける」技術という本はこのブログでも数回紹介したけど、行動に焦点をおいて、良い習慣を増やす、悪い習慣を断ち切るための具体的なテクニックが書かれている。
「続ける」技術は、自分自身の行動を変えるために書かれていますが、この本はこどもの行動を変えるために書かれている。内容は基本的には同じですが、親はこどもの環境ややる気を作ってあげないといけないので、結構参考になった。
- こどもをほめるときはすぐに褒める。（行動と褒められたことを結びつける）
- こどもに行動をうながすときは具体的に。たとえば「ちゃんと挨拶しなさい」ではわからない。「朝は相手の顔を見ておはようございますって大きな声でいうんだよ」と具体的にいう。「ちゃんと」や「しっかり」は禁句かも。
- ほめると叱るは、4対1のバランスで。
などなど、結構参考になった。こどもに良い習慣を身につけてもらいたいと願う親は参考になることが多いと感じた一冊。
