電気料金を年5,000円節約する方法

契約アンペアの見直し

電気料金は、


基本料金(固定) + 電気使用料金(変動)


で決まります。ですから電気料金を下げるためには、単純に「基本料金」を下げるか「電気使用料金」を下げるかのどちらかです。

電気使用料金を下げる

シンプルに方法は、2つしかありません。

  • 電気代が安い時間帯に電気を使う
  • 消費電力を減らす


自分の場合、電気代を気にしながら生活スタイルを変えるのはどうかなと思うので、消費電力を減らすにフォーカスしています。

  1. エアコン、冷蔵庫を最新のものに買い替える。実は他の家電は家庭全体の電力使用量にあまり影響なし。
  2. エアコンの設定温度を上げて、風量を最大にする。風量を最大にすると空気の循環が早いので効率がいい。でも音がうるさいので可能な範囲で大きくする感じでしょうか。
  3. 電気ポットを使わない。やかんで湯を沸かして魔法瓶のポットに入れてもかなり長く持ちます。
  4. 洗濯はある程度まとめてする。でも洗濯機の容量を下回る範囲で。
  5. 電球をすべてLED電球に変更する。
  6. 普段から部屋を暗くする。日本の家庭は明るすぎ。夜は暗い方がここちいいし、間接照明の方がかっこいい。我が家は11帖のLDKで、ダイニングテーブルの上に100W相当のLED電球。リビングに電気スタンドの100W相当のLED電球の2つしか付けません。天井には60Wのダウンライトを4個埋め込んでありますが、よほど明るさが必要なとき以外はつけません。
  7. コンセントをこまめに抜かない。待機電力なんて微々たるものでほとんど影響なし。影響のないところで頑張っても時間の無駄なので。

基本料金を減らす

最新のアパートやマンションは契約アンペアが60Aとかになっています。これを一人暮らしなら30A、家族なら40Aに減らしましょう。これで毎月数百円、年間で数千円 基本料金を減らすことができます。

東京電力のホームページから引用

アンペアブレーカーの色 契約アンペア(A) 基本料金(円)
10 273.00
15 409.50
20 546.00
30 819.00
40 1,092.00
50 1,365.00
60 1,638.00

必要な契約アンペア

東京電力の以下のページで必要な契約アンペアを計算できます。


わが家のアンペアチェック


ここで重要なのは、何を同時に使用するかです。

炊飯器、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、アイロン、ドライヤーなど熱関連のものはアンペア数が高いのでできるだけ一緒に使わないようにします。


とはいえ普段の生活から考えると、「ママが料理をしながらパパと子どもがエアコンがきいた部屋でテレビを見る」というパターンは確保したい。なので、

  • 炊飯器(調理)
  • 冷蔵庫(常に稼働)
  • 電子レンジ(調理)
  • エアコン
  • テレビ
  • シーリングライト 3個


をチェックしてください。厳密にやるにはお手持ちの家電製品の電力使用量をカタログやマニュアルでチェックするといいです。


たとえばTVが32型であれば2.1Aではなく1.5A程度です。あとシーリングライトもLED照明を前提にすれば、0.2 - 0.3Aですので、個数と電力量で調整します。


1つだけ注意しないといけないのは、「ママが料理しながらパパと子どもがエアコンがきいた部屋でテレビを見る」の状態で、洗濯機、ドライヤー、アイロンを使わないことです。炊飯器と電子レンジを使わない状態で使いましょう。


このルールを守れば、一人暮らし30A、家族40Aは確実に実現できます。


みんなで電気料金の節約で生活防衛だ!