お金持ちになったら何をしたいか、結局は時間のほうが大切だと思えてきた

お金が貯まる人は収入が多い人ではなく、支出をコントールできる人


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20代のころから給料はある程度もらっていた気がするけどお金の使い方を知らなかったので、貯金がほとんど貯まっていなかった気がする。生活は週に3、4日飲みに行き、高級ブランドの洋服を買うという生活。

ただギャンブルをやらず、煙草を吸わず、おねーちゃんのいるお店に行かず、車を持っていなかったことが幸いで、なんとか借金生活には陥らずにいた感じ。


30代になり、お金の使い方を体験的に学び、徐々にお金が貯まるようになり、結婚してからさらにお金の使い方が上手くなった気がする。

結局、お金が貯まる人は収入が多い人ではなく、支出をコントロールできる人だと思う。


収入が多くても高級車に乗り外食しまくっていたらお金はなくなってしまうしね。

今回読んだこの本は基本的な考え方は自分が30代に学んだことも一部含まれていて、かなり納得。これだけ体系的にまとまっているのはかなり参考になり、節約や節税の細かいテクニックではなく、もっとハイレベルの考え方を学ぶにはとても良い本だった。


お金持ちになったら何をしたいか

お金を稼ぐのは生活のためというのもあるけど、もし一生の生活できるだけのお金があったら何をするか?

自分の場合、

  • 本を読みまくりたい
  • 世界中を旅行して、いろいろな所に行ってみたり、好きなところで暮らしてみたい
  • 興味がある宇宙とか科学のことをもっと学びたい
  • 好きなシミュレーションゲームRPGをやりまくりたい


という感じで結局はお金をあまりかけなくてもできることばかり。いろいろ考えるとやっぱり、


お金より時間の方が大切


だと思える。本は年間50冊程度読むけど、好きな本を買っても10万円もいかない。ゲームは年に数本しかできないので、もっと支出がすくない。旅行は別のエントリで書いた通り、LCCなどを利用すれば海外旅行だって安く行ける時代だ。

一生、生活できるお金っていくら

山崎初一氏の本を紹介したエントリでも書いた通り、山崎氏のいう「金持ちの壁」を下げれば、一生、生きていくために必要なお金はかなり下がる。たとえば、月に15万円、年間180万円の生活費と年間120万円のレジャー費の計300万円で生きていけるとしたら、30年で9,000万円である。

だから50歳までに1億円貯まったら、あるいは年間300万円のキャッシュフローが得られたらあとは好きなことをして暮らせるわけだ。


さすがに9,000万円貯めるとなると「ええ〜ムリムリ」となってしまうけど、年間300万円だけキャッシュフルーがあればいいとなると、そっか、その分だけ働けばいいんだということでかなり楽な気持ちになる。

そう考えると日本人は全員金持ちで豊かな人生を送れる可能性があって、ようはお金についてちゃんと学ぶだけなのかなという気がしました。