英語初心者がまず覚えるべき単語
海外旅行に行ったときに、ホテルやレストランの人が日本語ができなくても身振り手振りを交えながらなんとなく、コミュニケーションできるのはなぜか。それは私たちが義務教育で英語を少し学んでいるからだと思います。
イエス、ノー、ライス、ペッパー、ソルト、チェックイン、ベッド、シャワー、タクシー、バス、トレイン、ビーチなど(あえてカタカナで書きました)、単語さえ言えて、聞き取れれば、なんとなくコミュニケーションは成立するのです。
その証拠に、たとえばロシア人が待ちで道に迷っていても、ロシア語でまったくコミュニケーションが成立しないでしょう。これこそが単語の重要性の証明です。
もしあなたがまったくの英語初心者であれば、まずは英単語を2,000語覚えること
をお勧めしたい。
じゃあ、何万語もある単語の中から、どうやって2,000語を選ぶのか?
私のおすすめは、ロングマン現代英英辞典 [5訂版] DVD-ROM付を定義している2,000語です。
この辞書はなんと、2,000語でほかのすべての単語を説明している英英辞典です。この定義している単語は、The Longman Defining Vocabularyといいます。この単語セットは以下のURLにあります。
http://www.cs.utexas.edu/users/kbarker/working_notes/ldoce-vocab.html
2,000語ですべての単語を定義しているということは、この2,000語を使いこなせば、冗長さや表現の単調さはあるけど、コミュニケーションは完全に成立すると思いませんか。
英語学習中級者の方も、この2,000語をざっと眺めて自分が知らない単語がないかチェックすることをお勧めします。