インド出張3日目 政治家は世界中で腐敗するもの?

今日はインド出張3日目です。

オフィスのカフェテリアでランチしているときにニュースがモニタで流れていたが、どうやら公共料金が値上げするらしい。それを決めた政府に対してストライキをやっているというニュースだった。

バンガロールにきた最初の印象として、クルマが多い割に交通インフラがまったく整っていないと感じた。高速道路も未整備だし、一般道もボコボコで歩道はもっとひどい状況。「経済発展の速度にインフラが追いついていないのでは」と勝手に解釈していたけど、どうもそうではないらしい。

インド人の同僚によると「政治家が腐敗して、賄賂などでインフラ整備が遅々として進まない。税金は70%は政治家の懐に入る」ということだ。多少誇張があるとは思うけど、政治家の腐敗は中国でも聞くし、ここインドでもそうだ。

考えてみると、日本の政治家は腐敗はしていないと思う。官僚がその頭の良さを別の方向に使って税金をさんざん無駄遣いしているとは思うけど、政治家はリーダーシップはないかもしれないけど、腐敗はしていない。だから、世界の政治家に対して、日本の政治家のことをもっと尊敬してもいいかもしれないと感じた一日だった。