インド滞在30日目 インド人ビジネスマンの時間の感覚

ワークライフバランス

インド人から見ると日本人は長時間労働という固定観念があるようです。確かに日本人は長時間労働だと思います。


私のいる職場も帰りづらい雰囲気があります。でも同じ会社のインドのオフィスは帰りやすい雰囲気があります。


日本には残業代がありますが、インドには残業代がありません。残業代がある場合のよいところは、いざとなったときに残業して仕事を締め切りに間に合わせられることだと思います。悪い点はダラダラと仕事をして残業代を稼ぐ人が出てくる点です。


会社によって違うと思いますが、私の会社のインド人はほとんど残業をすることはありません。とてもいいことだと私は思います。



労働時間

私の会社の日本の労働時間は7.5時間です。でも実質8時間か9時間はいつも働いています。これに対してインドは9時間労働です。でも実質7時間くらいしか働いていません。


カフェテリアに行くと、いつもコーヒーブレイクする人たちでにぎわっています。


どちらがよいか分かりませんが、集中するときとリラックスするときの使い分けは、私たち日本人も学ぶところがありそうです。


日本人とインド人を比較して

ベンジャミン・フランクリンの言葉が好きです。


「人生を大切にしたいなら時間を無駄使いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。」



日本人は真面目に働くけど、働く方向が間違っている(効率が悪い)。インド人は真面目に働かないけど、働くときは方向は正しい(効率が良い)。というのがおおざっぱな評価です。


もし日本人が大局的な方向性は、ムダをムダだといえる社会の雰囲気、5時になったら帰宅するオフィスの雰囲気があったら、世界的にも強く、日本人ももっと幸せになれるのではないかと感じています。