インド滞在最終日 バンガロールに約2ヶ月滞在して感じたこと

食べ物

インドはフルーツがとても豊富です。南国だからでしょう。マンゴ、パイナップル、バナナ、メロン、すいか、ぶどうなどとてもおいしくて毎日の朝食で大量に食べていました。


カレーはとてもおいしいです。たくさんの種類があります。さすがに私は昼と夜毎日だったので日本食が恋しくなりましたが、1週間くらいの出張なら毎日食べてもおいしいと思います。


インドのパンは、日本でもおなじみのナン、でもバターやガーリックなどいろいろなナンがあります。あと南インドでは、ドーサ、イディリー、チャパティなどのパンがあります。カレーにつけて食べるのを前提としている感じがするので、日本のパンとはだいぶ違います。

味はとてもシンプルです。パンやライスなどの主食はシンプルな方がいいですね。つけるカレーの量を調整すればいいので。


貧富の差

インドの貧富の差に比べれば、日本の貧富の差など存在しないようなものです。


インドは約30%の人が1日1ドル以下で暮らす人たちです。


つまり年間で約3万円以下で暮らしているのです。一方でたとえばIT企業に勤めている人たちは、大学卒業時点で約100万円、勤続10年で約300万円を平均で稼いでいます。これは一部のお金持ちの話ではなく、何百万人というIT労働者の話です。


日本はサラリーマンの約5%が年収900万円以上です。日本では田舎で学校を卒業して就職すると最低でも年収100万円はもらえます。


日本ではたかだか10倍の差です。インドでは100倍の差があるのです。


日本に例えると、田舎で就職したら月給1万円、そんな感じの貧富の差なのです。


自由な国

インドはとても自由な国だと思います。少し難しいのですが、


自由と責任は表裏一体の関係があります。


日本人は何か社会問題があると、すぐに国に責任を求めます。たとえば食べ物の偽装の問題が出るとマスメディアは国の責任を訴え、結果、規制が強化され官僚が肥大し、自由な食品流通がなくなり、ムダなコストが増えるという悪循環です。


管理された社会は選択肢がどんどんなくなります。食べるもの、着るもの、住むところ、仕事、つきあう人たち、結婚相手などを国が決める世界はどうでしょうか?自由な世界でリスクをとって生きる方がとても楽しい人生を送ることができると私は思います。


インドはとても自由な国です。日本よりも中国よりもとても自由な国で、規制が少ないと感じます。もちろん賄賂の問題はありますが、自由で選択肢が多い国ほど将来発展していくのではないでしょうか。


私のインド

このブログは私の目を通してインドを見ています。ですからとても主観的なものです。


インド渡航前に「偏見のない現在のインド」を知りたくてこの本を読みました。もしインドに興味がある人、インドと仕事をする人は、相手の国や文化を理解するのはとても大切なことですのでご一読することをお勧めします。