エンタメのクラウド化で海外でも英語が学べなくなった
国産エンタメクラウド化
シンガポールへ初めてきたのは7月初なので、まさに1年。生活の軸足をシンガポールへ移したのは昨年の10月末。だけど思ったより英語力が延びていないと思います。
理由はよくも悪くも快適すぎる日本のエンタメクラウド化にあるのかなと思う。
分野 | 対応 | ツール |
---|---|---|
日本のテレビ番組 | HDDレコーダで録画しSlingboxで転送 | iPadのSlingPlayerで見る |
映画や音楽 | 自分のライブラリはiTunesですべて取込み済み、新しいものはiTunesで購入したりレンタルしたり | iPadで視聴する |
雑誌 | R25やTSUTAYAなどのフリーペーパーのiPadアプリ、あと各種電子雑誌プラットフォーム利用 | iPadで読む |
新聞 | 日経、朝日、産経などiPadアプリあり | iPadで読む |
書籍 | 所有する書籍はすべてPDF化してMacBook Proに保存済み、新規購入分はアマゾンで注文して、スキャン代行サービスへ送付しPDF化 | iPadのi文庫で読む |
ラジオ | ポッドキャストで興味のある番組をダウンロード、Radicoが使えないのは残念 | iPhoneで聞く |
インターネット | 基本的には日本と同じ、時々国外からアクセスできないページがあるけど | iPadで見る |
どうでしょうか。完璧に日本と同じ生活ができてしまいます。
結果、英語力がのびない
忘れもしない14年前、ぼくは冬のスロベニアに2ヶ月行きアプリケーションの日本語化のテストをやっていました。
当時のスロベニアは独立したばかりで通信インフラが整っておらず、国際電話がめちゃくちゃ高くて、日本に電話するときは隣国のイタリアまで車で出て話していたことを覚えています。
もちろんホテルにインターネットなどなく、会社でときどきインターネットでYahoo!ニュースをみる程度。滞在中に日本からきた出張者に日本の雑誌を買ってきてもらい、それを何度も読んでいたのがな懐かしい。
テレビはわけもわからず、イタリアのクイズ番組をスロベニア語の字幕で見ていました。(苦笑)まあ、これはこれでなんとなくやっていることを想像することが楽しかったけど。
でも今の環境の問題は、
プライベートでまったく英語に触れなくなってしまうこと
です。英語の雑誌しかなければそれを読むし、TV番組も英語しかなければそれを見ます。
ここからは気持ちを入れ替えて、英語漬けにしてみるか。まあ、無理だけど。。。