シンガポールで家探し、iPhone標準アプリ「コンパス」と「地図」が大活躍

シンガポールの住宅事情

シンガポールの赴任が決まり、といってももう1年近くこの国にいるんだけど、ちょっとした理由で出港手続きが滞っており、長期の出張扱いでした。


こちらの現地法人に出向が決まったので、ちょっと家探しです。


シンガポールでは国民の80%がHDBという国が作ったアパートに住んでいます。これがめっちゃ安く提供されているようで、現地の人は基本的にHDBに住んでフォーカー(フードコート)で食べれば、お金があまりなくても暮らしていけます。

このHDBは基本外国人は住めないんだけど、オーナーが貸し出しているところがあり、そんなところは3LDKで10万円くらいで住むことができます。


残りの20%がコンドミニアム、日本でいうマンションに住んでいます。コンドミニアムはどこも結構高いです。金持ち用なのかな?プールとかバーベキューピットとかテニスコートなどが普通についています。すごい!



長期滞在という意味ではサービスアパートメントもありますが、基本的に都心しかなくとても割高です。もし2年いるのであればコンドミニアムの方がおすすめかもしれません。

ネット検索

Googleで「singapore condo」とか検索してネットで検索することができますが、日本と違って間取りがまったく提供されていないので、ネットで最終的に見つけるのは困難です。だから知り合いの不動産エージェントに頼んで、候補を挙げてもらい、ちゃんと部屋を見た方がいいです。


ぼくたちの場合は、嫁と子どもと10件以上のhome viewingをしました。

間取り

どのコンドミニアムもメイド室とか付いていて、広いけどいらないものが多くて、肝心のバスタブとかがなかったり、なかなか日本人の希望するコンドミニアムはないです。


でも新しいコンドミニアムは全体が狭くなっていてメイド室もなく、結構日本人好みかも。ぼくたちもそんな少し狭めで、メイド室がなく、バスタブ付きの2LDKコンドミニアムを見つけました。

家探しで役立ったiPhoneアプリ

iPhoneは家探しで必須ですね。まず役立つのが「地図」。物件の位置や、駅やスーパーマーケットまでの徒歩の距離などを正確に表示できます。日本みたいに詳細な情報がないのでとても便利。



次に役立つのが「コンパス」。iPhone標準アプリで今回初めて活躍。間取りの向きなどをチェック。シンガポールは赤道直下にあるので、南向きも北向きも関係がありません。だって季節によって太陽が北側にあったり、南側にあったりするので。


でも西日はキツいので、できれば避けたい。そんなときに「コンパス」が大活躍。


住まいを決めた

というわけで3日間まるまるかけて物件を見て、なんとか住まいを決めることができました。iPhoneとつきあってくれた嫁と小さい息子に感謝。