海外で暮らせば英語がうまくなるか?
これまでの海外経験
これまでの人生で数回海外の経験があります。20代のときに2ヶ月間、仕事で行っていたスロベニア、仕事の合間に2週間行ったサンディエゴの語学学校、インドでの3ヶ月、そして今のシンガポール赴任です。
では過去の海外赴任で英語力が伸びたかというと、残念ながらノーだと感じています。
ぼくの英語力が伸びたとき
考えてみると、自分の英語力が伸びたのは、国内にいたときです。ぼくは定期的にTOEICを受験し客観的に英語力が伸びたかどうか把握するようにしていますが、やはり伸びたのは国内で勉強したときです。
一番がっかりしたのは、仕事を2週間休んでサンディエゴの語学学校に行ったときです。しかもホームステイまでして。向こうにいるときは結構勉強になったなと直感的には思っていたんだけど、いざ戻ってTOEICを受けたら、まったく得点が上がっておらず、本当にがっかりしました。
なぜ海外経験で英語が上達しないか
一番英語力が向上するのは、自分が70%くらいわかる状態で英語に接することだと思います。その状態にあるからこそ、残りの30%を埋めるための能力が向上するのでしょう。
もし90%がわからなければ、周りの英語は雑音と同じで、まったく英語力向上には役立たないと思います。なぜなら雑音は無意識に脳が排除しているから、聞いていないのと同じだからです。
海外に行くと、この90%わからない状況が発生する可能性があります。だから
海外留学の前にはしっかり英語を勉強する必要がある
と思いますし、海外出張や海外赴任も同じだと思います。
逆にこの70%わかる状態におくと、海外経験がかなり有効に働き、英語力が向上する気がします。
海外赴任一年
この一年間の海外赴任で、自分の英語力が伸びたかどうかわかりませんが、すくなくともスピーキング力は伸びたな〜と感じます。基本的な言い回しはさらっと出るし、その他もかなり相手に伝えられるようになりました。
でも英語は永遠の課題です。引き続き、しっかりレッスンを受けて前進したいです。