Facebookをもっと上手く使うための11のテクニック
美崎栄一郎氏の「Facebookバカ」
美崎栄一郎氏の「Facebookバカ」を読了。この本はFacebookの使い方ではなく、Facebookの上手な使い方を書いているところがとってもいい感じです。
そもそもFacebookってインターフェイスが頻繁に変更されるので、使い方の本を読んでもすぐに役に立たなくなってしまいます。
美崎氏のいうFacebookの上手い使い方は、
- 情報を上手く発信する
- 情報を上手く受信する
の2つです。
情報を上手く発しするという意味では、この本の副題が「友達を365日たのしませる男の活用術」とあるように、どうしたら、もっと周りの人を楽しませることができるかについてさまざまなテクニックを教えてくれます。
そして情報を上手く受信するでは、もうキーワードで情報を検索する時代は終わったと言い切っています。いわゆるソーシャルフィルタというやつですね。人が高品質の情報を持ってきてくれるという考え方です。
さて、まずは情報受信編からいってみましょう。
1. リストを上手く使う
家族、大学友人、趣味、仕事などでうまくリストに分けましょう。
これによって大学同窓会前は大学友人リストのニュースを見ればよいし、確実に情報に早くたどり着くことができます。
私の場合、家族、会社の同僚、iPhoneアプリ開発者友達、ランニング友達などを作ってみました。
2. ネガティブな発言が多い人の投稿を見ない
ネガティブな発言を読むと自分もネガティブになってしまうので、見ないようにします。そのとき、こっそり購読をやめるのが正解です。
もちろん友人をやめる必要はありません。
3. 非公開グループでプロジェクトの会話をする
イベントを企画したり、プロジェクトを一緒にやる場合、非公開グループが便利です。非公開になると情報がより濃密になります。
4. チェックインは情報収集のために使用する
これは友人の少ない私は利用できないテクニックですが、美崎氏は全国に友人がいるためチェックインによって、その周辺情報を地元の友人達から聞けるとのことです。
たしかに友人が多い人は、チェックインで居場所を伝えることで、その土地の旬な情報、あるいは地元しか知らない美味しいレストラン情報などを受け取ったら楽しいでしょうね。
5. iPhoneのプッシュお知らせで急ぎの連絡をキャッチ
最近、スタバでたまたま横に座ったアメリカ人の話し始めて、最後はFacebookの友達になって離れました。電話番号もメールももう聞く必要がありません。会社を辞めてもFacebookさえつながっておけば大丈夫なので。
となるとFacebookが唯一の連絡先となる場合があるので、急ぎの連絡をキャッチする必要があります。そのときはスマートフォンのプッシュお知らせが便利です。
さて、次は情報発信編です。
6. ユーザ名を登録してURLを持つ
Facebookのユーザ名は早い者勝ちなので、URLをカッコよくしましょう。私の場合、
http://www.facebook.com/masayuki.matsuhisa
です。最初はランダムな文字列なのでちゃんとユーザIDを取りましょう。
7. 写真はアイキャッチとして使う
やっぱり長い文章を読ませるより、写真のほうが何をやっているのかパッと目に入ります。文章だけでなく写真をうまくのせて、友人や家族を楽しませましょう。
8. 記事投稿の基準を持つ
これが一番なるほど、と感じたのですが、美崎氏の記事投稿の基準は、
「自分はどういう人として覚えてもらいたいか」
だそうです。
たぶん私の場合、
あたりが「自分」のような気がします。
以前ポッドキャストでライフスタイルプロデューサーの村上萌さんがこう言っていました。
「Facebookでその発言をして、あなたは誰にどう思われたいのか」「Facebookは見せたい自分を意識すべき」
さすがにセルフブランディングできている人たちの言葉は参考になります。
9. アルバムをテーマで分類する
記事で写真を個別に載せる場合でも、アルバムで分類すると関連の写真にアクセスしやすくなり、見てくれた友達が便利です。
10. タイムラインを見直して記事を間引く
過去のイベントとして長くタイムラインに残しておきたいものもあれば、消しちゃってもいいものがあります。タイムラインを自分の人生と考えて、不要な記事はときどき非表示にしましょう。
11. ノートを上手く使う
長文を書く場合はノートが便利。書き直しもできますし、途中に写真を入れたりリンクを貼ったりすることができます。ノートと普通の記事の投稿を使い分けましょう。
番外編 セキュリティについて
残念ながら物騒な世の中なので、美崎栄一郎氏は以下のようなことを気をつけて得るそうです。
- 自宅の位置を知られないように、位置情報は自宅付近ではオフにする。
- 競合他社に情報を与えないように、仕事の外出で位置に関する情報を通知しない。
- 友人リストが社員リストになっている可能性があるので、友達リストを非公開にする。
う〜ん、深い。参考になりました。