能力はかけ算ということを痛感、英語がゼロだとゼロになる


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能力はかけ算でオンリーワン

能力はかけ算といいます。たとえば、ITに詳しくて会計にも詳しいとなると「IT x 会計」で、会計のシステムを構築するときにとても重宝されます。


グーグル検索も同じです。キーワード一つで自分のブログが上位に表示されることはなかなか難しく、でも「シンガポール iPhone」などのキーワードでこのブログにたどり着くことができます。

ベストセラー作家の本田健氏はこう述べています。「お金を書いた本、幸せを書いた本はいっぱいあるけど、お金と幸せの関係を扱った本は当時なかった」。本田健氏は「お金 x 幸せ」でオンリーワンになったといえます。


このように2つ、もしくは3つの能力を掛け合わせていくと、オンリーワンを構築し社内でも重宝がられる、あるいは収入を増やすことに役立つそうです。たしかにグーグル検索がよい例ですね。必要な人にピンポイントで能力(情報)を提供できるようになるので、それは役立ちますよね。

ゼロをかけるとゼロになる

しかしながら、海外で仕事をしていると感じるのは、ゼロをかけてしまうということです。


せっかく、プロジェクトマネージメント、あるいはITに特筆すべき才能があっても、英語力がゼロだと相手から見るとゼロになってしまいます。


米国出張で久しぶりに英語のネイティブスピーカーの中でディスカッションして痛感しました。自分の英語力はゼロではないけど、英語圏の人が普通に会話する能力を1としたら、1以下になります。たとえば仮に0.5だとしましょう。とすると、マネージメント能力が3あっても1.5と相手にうつってしまうのです。

1以上を掛け合わせる、1以下を掛けない

つまり複数の能力を掛け合わせるときは、「1以下の能力を掛けない」ことです。でもこれで英語力が1を超えた場合「IT x 英語」でオンリーワンを築くことができるので、これで頑張るのも戦略です。


自分のキーワードをリストして、何と何を掛けるか考えてみるといいよさそうです。