こういうお金持ちもあり!?自分のお金に対する考えを変えた一冊
きっかけは「東南アジア」というキーワード
この本を読んだきっかけは「東南アジア」というキーワードでした。でも思いがけず自分のお金持ちに対する考え方が変わったので紹介します。
経済的自由人になるために気づかなかったこと
経済的自由人は働かなくても今の暮らしを一生続けられることですが、2つの方法があると考えていました。
- 何もしなくても得られる所得、不労所得が支出を超える
- 十分な資産があり、それを使いつづけても一生なくならない
でも簡単なことに気づいていませんでした。
支出を減らせば比較的簡単に経済的自由人になれるのです。
著者は生活支出を「金持ちの壁」とよんでいます。日本の不動産から収入を得て、生活コストの安い東南アジアで暮らすということで、金持ちの壁を下げて、経済的自由人を実現しています。
金持ちの壁を下げたほうが自由は手に入る。靴は一度に二足履けないと言いますが、必要以上は意味がない。
確かに生活費がどんどん減ってきた気がする
税金や社会保障はあがっていますが、確かに生活費がどんどん減ってきた、つまり生活費を下げても文化的な生活が維持できるようになってきたと感じます。
- インターネットでおうちエンタメはほとんど手に入る
- ユニクロで高品質の服が安い価格で買える
- 100円ショップでほとんどの生活用品が買える
- 外食も飲み屋も安く済ませられるようになった
- 米は高いけど5kg買えば、なかなか減らないし、野菜は新鮮で安い
- 公園、図書館、工場見学、海水浴、花火、ハイキングなど無料のが外出先がたくさんある
繰り返しになりますが、税金や社会保障など政府のまきあげ(?)を除けば、本当に生活しやすい時代だと感じます。
日本にいても金持ちの壁は下げられるかもしれません。
現実から抜け出したいのであれば、現実が違う人からアドパイスを求めるしかない
筆者の「現実から抜け出したいのであれば、現実が違う人からアドパイスを求めるしかない」という言葉は、考えさせられました。飲み屋で同僚に目標を語っている場合ではないのです。
現実が違う人は、すでに自分の夢や目標を実現している人のことです。確かにそんな人からアドバイスをもらえれば、自分も簡単に夢を実現できるかもしれません。
筆者の場合は、自分の目標を実現している人をビジネス書に求めています。「ハワイ プチ富豪の成功法則」のヒロ・ナガシマ氏がその一人です。
たしかに現実が違う人に会うのは大変かもしれませんが、現実が違う人の本を買うのはアマゾンでクリックするだけで実現できます。
価格と価値が比例しないものをけずる
著者はけっしてケチではありません。著者の考えは値段と価格が比例しないものをけずるです。
たとえば、1万円の高級レストランのフレンチより美味しい500円で食べられる屋台がありますし、1万円のラコステのポロシャツと1,000円のユニクロのポロシャツと10倍の価値の差があるでしょうか?
30万円のビジネスクラスで日本からタイに行くことと、5,000円でLCCで行くことと、「移動」という目的だけを考えたら、その差はほとんどありません。
この考え方はなかなか気に入りました。
まとめ
金持ちの壁を下げる、そのために価値と価格が比例しないものをけずる。金持ちの壁を下げることで、すばやく経済自由人になる。それを具体的に実現するために、自分の目標を実現している人のビジネス書にアドバイスを見いだす。そんなことを学んだ一冊で、タイトル以上にみなさんにおススメです。
書籍
タイトル以上に内容があると感じた本。
著者が影響を受けた一冊。確かに考え方は同じ。でもかなり金持ちレベルが違います。