アンチエイジングって結局健康になることなんだと気づかされた2冊
健康がすべて
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健康はすべてである。(ジェイムス・スキナー)
たしかに健康が失われると、家族や友人との楽しい時間や仕事へのエネルギーも失われてしまいます。ですからライフハックで仕事や生活を改善する前に、健康の改善を考えてみましょう。
健康にアンチエイジング
健康で若々しく見えるのは誰もが憧れます。それを実現している2人の本をご紹介します。
1冊目は以前読んだ本で、医者の川田浩志氏が勧める健康のためのティップス集という感じの本。
もう1冊はオーガスト・ハーゲスハイマー 氏の食事と筋トレでのアンチエイジングメソッド。
お二人とも自らが試行錯誤し、そしてさまざまな症例を研究したどり着いたメソッドで信憑性がとても高いです。健康本を書きながら自分自身が不健康な筆者だったら信用できないので、実践者の本はとても参考になります。
2つのアプローチ
オーガスト氏の本は、
- 炭水化物を取らずに生野菜と肉か魚を毎食食べる
- 有酸素運動はせずに筋トレをする
というシンプルなメソッドです。身体に必要なブドウ糖は体内で生成できるので、糖質を食事で取得するとインスリンの分泌を促して老化を促進するだけという考え方です。また筋肉は基礎代謝の30〜50%を占めている、また年1%筋力は落ちる(=老化する)、筋トレは有酸素運動も実は含んでいる、というものです。
ストイックな感じを受けますが、だからこそモデルのような体型と50歳なのに30代前半と見間違える容姿を維持できているのかなと感じます。
一方、川田氏の本は、
という感じです。項目は多いのですが1つ1つがとても具体的で、今の生活を少し変えるだけで実現できそうです。
両氏の共通したところは、
となります。でもオーガスト氏のインスリン分泌制限は糖質制限で、川田氏はカロリー制限を推奨しています。このあたりは必ず生活に取り込みたいところです。またアルコールはオーガスト氏はビールなどの糖質は避けてウイスキーなどの蒸留酒を勧めています。
また両者ともダイエットは炭水化物を控えるのが一番手っ取り早いと言っています。オーガスト氏は徹底的に制限し、川田氏は昼食のごはんだけやめるなどのプチ低炭水化物ダイエットを勧めています。
結局は細かい違いこそあれ、タバコやトランス脂肪酸などの毒物を避け、栄養たっぷりの食事を適量とり、運動をしっかりしようというのがアンチエイジングや健康のための王道のようです。
今の生活にどのように取り入れるか
今の生活をいっきに変えると絶対に長続きしません。1つか2つだけを取り入れてみましょう。
日本食が米とみそ汁、そして野菜と魚ということを考えると、ここから糖質を取り除くのはとても寂しい感じです。ですから米を白米から玄米にして、量を減らすことでインスリン分泌をおさえるというのが現実的な線ではないかなと思います。
あとはオーガスト氏も有酸素運動は禁止しているわけではないので、有酸素運動と筋トレをして肥満を防止する。そしてマーガリンや加工油を避けるという感じで、今の生活を少し改善すればいいかなと感じました。
健康はすべて。正しい知識を得て健康にエネルギーたっぷりで生きていきたいものです。