英語のうまい、ヘタなど日本人しか言わない

「英語うまいですね」「あの人は英語がうまい」


日本で仕事をしているとよく耳にするけど、シンガポールに来て分かったのは、


英語に「うまい」とか「ヘタ」とかいう基準は存在しない。


「うまい」か「ヘタ」かではなく、「聞き取れている」か「聞き取れてない」か、「通じる」か「通じない」かしかない。


そしてそもそも「聞き取れてない」場合でも、自分が全面的に悪いのではなく、相手の発音が悪かったり(日本人も悪いのでお互い様だけど)、相手がむずかしい単語や言い回しをしたり(英語ネイティブ)、相手がめちゃめちゃ早口だったり(中国英語にありがち)、


聞き取れなくても、相手が半分悪いと思った方がいい。



伝えること、つまりスピーキングはさすがに自分も、もっともっとトレーニングが必要だと感じる。日常会話はまったく不自由がないけど、プロジェクトの進め方やソリューション選定のディスカッションになると、相手が真剣に自分の意見を聞いてくれているからなんとかなっているが、かなり相手の理解力に依存しているのでもっと改善したい。


ここ1年で訪れたアジアの国は、インド、シンガポール、フィリピン、マレーシアの4ヶ国だけど、どの国も英語が通じる。この4ヶ国の特徴は、自国で複数の言葉を使っているということだ。


日本国内だけでは企業は生き残れない時代になっています。ジャパニーズイングリッシュでアジアと共存共栄を目指そう!