我慢は歯を食いしばって頑張ることではないらしい


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子どもがマシュマロを我慢する実験

米国の心理学者ウォルター・ミシェルが1968年にこんな実験をしました。4歳のこどもの前にマシュマロをおいて、

「食べたくなったら食べていい。でも15分間我慢したら、もう1つマシュマロをあげる」

というものです。

結果、15分間我慢して2個食べる子どもがいれば、我慢できずに食べてしまう子どももいます。我慢できる子どもが、大きくなって社会的に成功するという結果は予想の通りですが、子どもがどのように我慢するかに注目してみましょう。

子どもは我慢はしない

15分間我慢した子は、心からマシュマロを追い出すことを成功した子たちのようです。他のことをしていたり、マシュマロをおもちゃにして遊んだり。つまり、


我慢は歯を食いしばって頑張るのではなく、自分の関心を別のところに置くこと


によって成功するようです。

ダイエットの習慣、運動の習慣

私はジョギングの習慣化は、「マラソン大会」に申し込んでしまうことで達成した気がします。毎日走ることに関心を置くのではなくフルマラソンを完走することに関心を置きました。


ダイエットな食べ物を我慢しなければなりませんが、もしかしたら食べ物を我慢するという関心ではなく、恋愛やスポーツなど他に強い関心を持つことで食べ物の関心をなくすことができるかもしれません。

昔、食事の時間を惜しんでドラゴンクエストのゲームを進めることを優先していたことを思い出しました。